細部洗浄/研磨/ボディーコーティングとは?

カーディテイリングの中核となる、細部洗浄(ディテイリングウォッシュ)・研磨(ポリッシング)・ボディーコーティングについて解説します。

細部洗浄(ディテイリングウォッシュ)

塗装面をコーティングや研磨が可能な「完全にクリーンな状態」にするための重要かつ基礎となる工程です。通常の洗車では落としきれない塗装面に固着した鉄粉、タール、ピッチ、水垢、古いコーティングなどを、専用のケミカルやツールを使って徹底的に除去します。この工程を怠ると、汚れが残ったまま研磨を行うことになり新たな傷を作る原因となります。また、コーティング剤が塗装面にしっかりと密着せず、本来の性能を発揮できなくなります。これを行うだけでも美観はかなり向上します。

研磨(ポリッシング)
細部洗浄でクリーンになった塗装面を、さらに美しく磨き上げる工程です。塗装の厚みは有限であるため、専門的な知識と技術が求められます。洗車傷、ウォータースポット、くすんだ塗装膜などを磨くことで、塗装本来の持つ色、艶、光沢を最大限に引き出します。塗装面を整えることで、鏡のような映り込みを実現します。
作業内容としては、研磨しないモールやエッジ部分などを専用のテープで保護するマスキングを行い、塗装の種類や傷の深さや量に応じて、ポリッシャーとコンパウンドを最適に組み合わせながら研磨していきます。まず粗いコンパウンドで深い傷を取り除き、徐々に細かいコンパウンドに変えていくことで、最終的には磨き傷(バフ目)が全く見えない完璧な状態に仕上げます。この作業は車のメーカー、年式、ボディーカラー、使用環境などによって異なるため、高い技術力が求められます。
ボディーコーティング

研磨によって最高の状態に仕上がった塗装面を保護し、美観を長期間維持するための最終工程です。美しく整えられた塗装面に硬い保護被膜を形成し、紫外線、酸性雨、鳥のフン、黄砂、細かな傷など、様々な外的ダメージからボディを守ります。また、深い艶と優れた防汚性を与え、日々の洗車を楽にしてくれるのもメリットです。
最近では自分で行えるコーティング剤も多く発売されていますが、プロが使うコーティング剤は温度・湿度が管理された環境で塗布〜拭き上げ〜硬化・乾燥を行う必要があるため、施工〜引き渡しまでの時間がかかってきます。

コーティングの種類についてはこちら

これら3つの工程は、それぞれが密接に関連しており、どれか1つでも欠けると最高の仕上がりは得られません。丁寧な細部洗浄、車それぞれに合わせた研磨、高性能なコーティングが三位一体となることで、初めてカーディテイリングの真価が発揮されるのです。

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